私たちの生活に不可欠な「電気」を守る、九州トップクラスの変電所建設工事会社。
取材日: 公開日:
- 株式会社エルテックス・ヨシダ
- 変電所建設工事、電気設備設計
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進化し続ける、九州トップクラスの変電所建設工事会社
福岡空港から地下鉄で約20分の福岡市早良区西新。そんな好立地に本社を構える株式会社エルテックス・ヨシダは、1946年に創業し、70年以上にわたって「変電所」の建設をおこなっている安定優良企業※です。
「変電所」とは、電力会社が所有する電力設備で、文字通り「電気の電圧を変える所」。発電所でつくりだされる電気は、電気抵抗によるロスを減らすため50万ボルトなどの高い電圧で送りだされますが、高電圧すぎるため、そのままでは工場や家庭で使用できません。
そのため「超高圧変電所」「一次変電所」「二次変電所」「配電用変電所」といった設備で、徐々に電圧を下げていく必要があります。そういった「変電所」を新設したり改良したり、これまであった設備を除却・修繕するといった業務をおこなうのが、同社をはじめとした「変電所建設工事会社」です。
九州の変電所は1970年代の高度経済成長期に数多く建設されましたが、設備の劣化が進んでいることもあり、今後数十年にわたって新設工事や修繕工事が予定されています。つまり、原子力発電や火力発電といった大規模発電がなくならない限り、変電所建設工事会社は必要不可欠なのです。
エルテックス・ヨシダは、そんな変電所建設工事会社の中でも、大規模工事を受注できる企業として九州トップクラス。「九州の電気をささえている」という誇りと共に、これまでに培ってきた技術力とチームワークをベテランから若手世代へ継承しつつ、さらに高度な技術力を磨いています。
「現場は楽しくあるべき」。現場での雰囲気づくりを重視
エルテックス・ヨシダでは、「安全第一・工期通り」というモットーを大切にしています。そのため、作業計画を入念に行うことはもちろん、効率的に作業を進めることを重要視。現場では、鉄構組み立て作業や変電所の完成など、目に見える成果を間近に見ることができ、達成感を得られるところにやりがいを感じられます。
工事現場においては、高い鉄塔に登ったり、夏の暑い日や冬の寒い日に現場に出たりすることもあります。また時には、工程が厳しかったりトラブルが起こったりすることも、仕事である以上ないとは言えません。
そんな中にあっても、エルテックス・ヨシダの社員たちは、「現場は楽しくあるべき」というポリシーを持ち、「おつかれさま」や「ありがとう」といった、何気ない思いやりの言葉をお互い大事にし、活き活きと働いています。
また、社長をはじめとした役員や現場の責任者たちも、そういった雰囲気づくりを積極的に推進。社長自らが現場を訪れ、現場に無理な負担がかかっていないか確認したり、懇親会を開催して現場作業者の日々の疲れを慰労したりと、現場とのコミュニケーションを図っています。
残業時間は、月平均4.4時間!社員の働きやすさを大切に
同社の技術職業務は2つあります。「変電所建設工事職」では、変電所での鉄構組み立て作業や機械の組み立て作業を行います。建設現場での業務ですので、変電所の所在地によっては九州内の現場に出張することとなります。期間は2~3か月が多く、長い現場では2~3年になることも。
ただし、夜間の現場作業は基本的にないため残業はほとんどなく、週末は自宅に戻ることができます。出張期間中は社員寮やホテルなどに滞在しますが、朝・夕食は宿泊先から提供され、昼食は月12,000円の手当が支給されるなど、サポート体制は万全です。
「電気設計職」は主に内勤ベースで、現場に調査に行き社内で設計を行う業務です。電気設計は、数年前から社内で本格的に行うようになり、今後もっと伸ばしていきたい業務の1つ。施工を長年手掛けてきた当社だからこそわかる、「施工やメンテナンスのしやすさなどを考慮した電気設計」を得意としています。
今後は、工事に関するデータなどに関して、ITを使ったデータ解析も推進していく予定ですので、そういった分野に関心がある方も大歓迎とのことです。
また同社では、本社・現場共に18時までの退社を目指しており、月の平均残業時間は約4.4時間。「ワーク・ライフ・バランス」という言葉が登場する以前から、社員のプライベート充実を重視する考えが社内にありました。2010年には太宰府市に社員寮が完成。大浴場、シャワー・ユニットバス、本格的なトレーニングルームも完備し、快適な生活ができると好評です。
エルテックス・ヨシダでは、学歴は関係なく、実力主義での評価を行っています。そのため、実力次第でより高いキャリアアップが可能。新しい提案を常に受け入れる柔軟な社風もあり、「幅広く、さまざまな仕事をしてみたい」「いろいろなチャレンジをして上を目指したい」そんな方をお待ちしています。
社員インタビュー
仕事内容と、そのやりがいを教えてください。
西原 圭さん
- 工務部
- 入社年| 2008年
- 出身校| 福岡県立三池工業高校
- 学部学科| 電気科
「現場代理人」というポジションで、工事を管理する責任者として勤務しています。工事の計画を立て円滑に工事が進むよう現場監督の役割を担っており、最終的にお客様への報告書を提出するところまでを行います。自分で立てた計画どおりに設備が運用できた時に、やりがいが感じられますね。電気を扱うという社会貢献度が高い仕事であることも気に入っています。身体が資本の仕事なので、毎日ストレッチは欠かさず、腹筋ローラーで鍛えており、おかげで「すごい筋肉だね!」とよく褒められます(笑)
仕事内容や、これから入社される方に期待することを教えてください。
佐藤 広行さん
- 執行役員
- 工務部長
- 入社年| 1983年
- 出身校| 福岡県立三池工業高校
- 学部学科| 電気科
エルテックス・ヨシダに入社し、もうすぐ40年になります。10年前までは現場担当でしたが、現在は20ほどある現場の代理人をまとめる仕事をしています。大変なことも楽しいことも、みんなで共有できますから現場は好きですね。「現場は楽しくあるべき」というのは、昔から私が言っていたんです。どうせ仕事するなら楽しい方がいいですよね(笑) 入社にあたっては、電気系の知識はあった方がいいですが、なくても入社後にしっかり研修などで教えますのでご安心ください。当社は学歴関係なく実力主義なので、将来の幹部候補生の方を、ぜひお待ちしています。
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取材者が感じた会社の印象
エルテックス・ヨシダは、九州の中でも数少ない、大規模変電所建設工事を元請けできる企業とのこと。電気は私たちの生活にはかかせない重要なインフラの1つであり、そういった電気に関わる業務を長年、無借金経営で続けてこられているところに、安定性を感じました。
九州電力が最初につくった最大規模の変電所である「九州電力中央変電所」の新設工事を行ったのも同社なのだとか。難工事に関する相談を現在も受けることが多いとのことで、これまで培った実績による信頼があるのだなと思いました。
数年先まで工事が決まっており、業績好調のため、今後も社員を増員していきたいとのこと。老舗企業ではありますが、若い社員の声にも積極的に耳を傾けるなど、柔軟な雰囲気が感じられました。しっかりとした経営基盤がある同社でなら、安心して長く働くことができそうです。