SaaS技術で国や自治体を支える急成長中のシステム開発会社

取材日: 公開日:

株式会社シフトセブンコンサルティング
主力サービス「ふるさと納税do」をはじめ、主に国や自治体向けにSaaSを提供
  • 新卒採用
  • 中途採用
  • 急成長中の企業
  • 取引先は国や自治体
  • 学歴より実力を重視

顧客は国や自治体 右肩上がりで成長するSaaS企業

「株式会社シフトセブンコンサルティング」は、自社で開発したアプリやサービスを、インターネット経由で全国の地方自治体などに提供するSaaS(サース)企業です。

もともとは東京で創業し、12年ほど前にITサービスの自社開発をスタート。その開発拠点を、都市の規模が大きくて生活環境もよく、レベルの高い人材を集めやすい福岡に定めました。そして開発メンバーが増えるにつれて福岡での業務がメインとなり、ついには当地に本社を移すに至ったのです。

福岡市地下鉄空港線「赤坂」駅から徒歩3分という好立地。オフィスからは舞鶴公園が見えます。

現在の主力商材は、全国の自治体(1,788自治体)が実施する「ふるさと納税」に関する業務を効率化するシステム「ふるさと納税do」で、1,003もの自治体が利用しています(2022年10月末現在)。また、一般ユーザーを対象に、「寄附金受領証明書」を簡単に発行できる「ふるさと納税e-Tax連携サービス」を2022年に開始。わずか1ヶ月で登録者が10万名を超えるなど、高い評価を得ています。

それらに支えられ、シフトセブンコンサルティングの売上は2020年度には約12億円を、2021年度には約17億円を記録。そして2022年度は25億円に到達予定で、まさに今、右肩上がりの成長を遂げているのです。

また「ふるさと納税e-Tax連携サービス」は、デジタル庁が運営するオンラインサービス「マイナポータル」からリンクが貼られた、民間企業の3サービスの内のひとつに選ばれています(他は野村総合研究所・日本郵便)。このようにシフトセブンコンサルティングの技術力と信用性は、国からも高い評価を受けているのです。

マイナンバーカードを利用した公的個人認証サービスの「プラットフォーム事業者」として主務大臣認定を取得しました。

求めるのは、熱い思いを秘めている方

シフトセブンコンサルティングの会社組織には、「社員同士のヒエラルキー」がありません。「課長」や「部長」といった役職が一切なく、あるのはプロジェクトの「リーダー」と「メンバー」という区分けのみ。当然、役職で呼び合う文化もなく、他の仲間に声をかけるときはすべて「さん」付けです(社長も含む)。そのため、社員の関係がフラットで、開放的な雰囲気となっています。

日々、取引先からサービスについての意見を直に聞き、「常に改善を続ける」。それがシフトセブンコンサルティングの仕事に対する姿勢です。社員にとっても、自らが積極的にサービスを良くすれば、取引先から直接「ありがとう」の言葉をもらえる「やりがい」を感じやすい環境となっています。また、国の省庁や自治体との仕事がほとんどなので、「大きな仕事をしている」という達成感も得られるでしょう。

ミーティングでも、チームのメンバー全員でフラットに議論しています。

そして、シフトセブンコンサルティングは、すべて自分たちで考えて判断している会社です。同社が求めるのは、「熱い思いを内に秘めている方」。最初は受身になってしまうかもしれませんが、仕事に慣れていくことで、徐々に主体的に動けるようになってほしいとのことです。同社の社員のみなさんと一緒に仕事をすることで、エンジニアとしてはもちろん、精神的にもより一層の成長ができるでしょう。

また、給料体系は年棒制を採用。基本的には勤務年数につれて年俸は上がっていきますが、当然、プロジェクトリーダーなどに就任するなどの貢献に応じて報酬は高くなります。加えて、その年の頑張りに応じて「年度末賞与」も贈られるとのこと。自身の頑張りがしっかり反映される仕事です。

仕事で困った場合でも、しっかりフォローしてくれます。

今後は「国・自治体のDX」へ! 学歴・年齢一切関係なし

シフトセブンコンサルティングのサービス改善のコンセプトは、「自動化」にあります。他社サービスでは、「あれもできます、これもできます」と、人の手が必要な機能を追加していきがちです。しかし同社は、作業プロセスの分析を徹底的に行い、人間がやらなくてはいけないことを極力無くす方向で改善します。実際に「使いやすく、分かりやすく」することが、結果として生産性の向上につながるからです。

デスクは横並びに配置。集中と相談が両立できる環境です。

今後、シフトセブンコンサルティングが全力で取り組むのは、日本の労働力の激減を指摘する「2040年問題」です。少子高齢化がさらに進み、自治体職員を例にとると、現在の120万名が2040年には60万人に半減すると予測されています。労働力の大幅な不足は明らかなのです。

この大問題に対処するため、シフトセブンコンサルティングはSaaSを活用することで、今後さらに「国・自治体のDX」を推進していくとのこと。なぜなら、自治体の、ひいては日本全体の生産性を上げることが「会社の使命」だと考えているからです。現在は「ふるさと納税」を中心に自治体と仕事をしていますが、今後はさらなる分野でのサービスも進めていく予定となっています。

社会実装をテーマに、専門的な勉強を続けてきた高専生を含む理工系出身の方々は、特に親和性の高い会社と言えるでしょう。完全な実力主義で社員を評価するシフトセブンコンサルティングでは、大卒も高専卒も一切関係ありません。ひとりの「プロフェッショナル」としてさまざまなチャレンジができる方をお待ちしています。

オフィスも拡張予定。大きな成長を遂げるシフトセブンコンサルティングで働いてみませんか?

社員インタビュー

会社の雰囲気と、仕事のやりがいを教えて下さい

長谷川 樹さん

  • TECHチーム
  • 入社年| 2014年
  • 出身校| 福岡情報専門学校
  • 学部学科| AIシステム専攻

新人でも自分の考えを言いやすい、開かれた雰囲気の職場です。社員同士は普段からも仲が良く、例えば有志で開催している「映画鑑賞会」があり、この前は『トップガン・マーベリック』を見てきました!

仕事では、お客さまの近くでゼロからシステムを作り上げ、さらにそれをブラッシュアップできることに、エンジニアとしてのやりがいを感じます。そして、お客さまから「今までと比べて作業が楽になった」「効率が上がった」などと言っていただけるのは、やはり本当に嬉しいですね。学生時代に技術の基礎を勉強している高専を中心とした理工系出身の方には入って来やすい会社だと思いますので、ぜひ自信を持って応募してください。

仕事のやりがいは? どんなタイプの人に向いている職場ですか?

幸田 龍倫さん

  • TECHチーム
  • 入社年| 2010年
  • 出身校| 九州職業能力開発大学校
  • 学部学科| 生産機械システム技術科

「自治体マイページ」チームとして、一般のお客さまを対象にした「BtoC」の仕事に取り組んでいます。「BtoB」との大きな違いは、やはりお客さまの数が桁違いに多いので、SNS等で即座にサービス・機能への反応を見ることができる点です。もちろん「良い声・悪い声」の両方がありますが、それだけに「より敏感に、より慎重に仕事をしよう」と、チーム全体でやりがいを感じています。

この職場で活躍するには、心の奥底に「人のためになることをしたい!」という熱意が大事です。そんな「可燃性」に加えて、自分から貪欲に新しい知識を吸収して仕事に生かす「自燃性」もある方と一緒に働けると、とても嬉しいですね。

取材者が感じた会社の印象

全国でもわずか18社しかない、マイナンバーカードの「プラットフォーム事業社」に国から認定されているなど、全国レベルの高い技術力を持たれているのだと知りました。また、2040年問題への取り組みから「九州・福岡の地から『日本全体』を良くする」という、強い意気込みと高い志が伝わってきました。

現在、一番若いリーダーは専門学校卒の27歳の社員さんとのこと。フラットな社風とともに、実力主義が本当に根付いていると感じました。そして時には、社員のみなさんでイベントも行っており、仕事でもそれ以外でも、社員同士の交流が活発な印象を持ちました。

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