情報共有をスムーズにするツールの自社開発で大躍進中のIT企業
取材日: 公開日:
- 株式会社サイエンスアーツ
- 自社開発のコミュニケーションツール「Buddycom(バディコム)」の開発・販売
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主力商材「Buddycom」は大手企業への導入多数
牛込神楽坂駅から徒歩5分、神楽坂毘沙門天の目の前という神楽坂の中心部、好立地にオフィスを構える「株式会社サイエンスアーツ」。同社は、主力サービスである自社開発のライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom(バディコム)」の開発・販売を手掛ける企業です。
Buddycomは「デスクレスワーカー」を対象にしたツール。Wi-Fiや4G・5Gなどのインターネット通信網を通じ、スマートフォン・タブレット等を利用して音声や映像その他の情報を、特定多数のメンバーと同時に共有できるサービスを提供しています。
デスクレスワーカーとは、机の前に座らないで働く労働者のことで、医療や小売、輸送に建設といったさまざまな業界の最前線の現場で活躍される方々です。そのような方々は世界の労働人口27億人のうち実に80%を占めていますが、それに対応するITサービスの提供はまだまだ不十分なのが課題とされてきました。
その現状に対処するため、Buddycomは徹底してデスクレスワーカーの現場コミュニケーション改善にフォーカスして開発しています。そして誕生以来、ユーザーを爆発的に増やしており、2021年にはついに会社の株式上場が実現。NRR(売上継続率)も132.4%に上るなど、高い成長率と継続率を両立しています。お客さまにはいわゆる大手企業が多いのも特徴で、JALやJRグループ各社、イオンなどそうそうたる名前が並びます。
顧客の近くでモノを作り、助け合いながら働く社風
Buddycomの誕生以来、サイエンスアーツは外注を行わず一貫して自社開発を続けています。そのため、顧客が要望する機能改善・新機能の追加をスピーディーに行えるという強みがあるのみならず、自社のエンジニアにとってもフロントからバックエンドまで幅広い知識が身に付けられる利点や、なにより「顧客の近くで開発を行える」という利点があります。
ときには技術者が自ら、営業担当とともに直接顧客のところに伺うこともあります。そうやって顧客の要望をお聞きし、エンジニアの側からもアイデアを提案しながら、自らの手で一から新機能を作り込んでいくことができるのです。
そのような作業を積み重ねてサービスが改善された結果、「ありがとう!」の言葉を貰えると、間違いなく「やりがい」につながります。そしてその体験は、あなた自身にとってもさらなる成長への後押しとなることでしょう。それに加え、先ほど触れたように顧客には大手企業が多いため、「社会的に意義のある仕事をしている」という満足感も得ることができます。
サイエンスアーツの社是は「仲間を大切にし、仲間を信頼する」ことです。ここで言う「信頼」とは、仲間を「信じて頼ること」を意味します。実際、社員もみんな仲が良く、助け合いながら仕事をしていますので、誰もが孤立することなく働くことができます。また、社員の男女比率はほぼ半々、かつ若い人が多いため、オフィスはいつも活気にあふれています。
「積極的に動ける方」であれば、確実に成長できる
サイエンスアーツが求める人材は、「常に新しい知識を吸収する意欲」があり、受け身な姿勢ではなく「自身で積極的に動くことができる方」です。トップダウンよりはボトムアップを重視する社風であり、チームワークを大切にして働けることも大切です。
ベンチャーならではのスピード感がある職場なので、柔軟な行動も求められます。もちろん入社後には研修制度がありますし、実際に仕事が始まったらOJTで先輩社員が親身になって指導してくれますので、安心して入社できます。各種社会保険などの通常の福利厚生はもちろん、仕事のためになる資格の取得補助や書籍の購入補助などの制度もあります。
他にも、月に一度、パーソナルトレーナーによるマンツーマンのトレーニングやストレッチの指導を仰ぐことができたり、プロの講師によるマナー講習やパーソナルカラー診断が受けられたりと、ユニークな施策も実施。社員からもとても好評です。また、テレワークやフレックスタイムも取り入れており、自分に合ったスタイルで働くことができます。
サイエンスアーツは、「自身で目的を持って働ける方」であれば確実に成長ができる会社です。その点からも、熱い思いを持って実践的な技術を学ばれてきた高専卒生を中心とした理工系出身者には非常に合っている職場ですので、ぜひ一緒に働いてBuddycomをより良く進化させてください。即戦力として活躍していただける方々をお待ちしております。
社員インタビュー
入社した理由や社内の雰囲気、休日の過ごし方を教えて下さい
西村 僚将
- 技術本部
- 入社年| 2021年
- 出身校| (徳山工業高等専門学校卒業後)岐阜大学大学院
- 学部学科| 工学部
Buddycomというサービスが面白そうだったのとIT業界自体に興味があったため、当社への転職を決めました。実際に入ってみると、多種多様な業種のお客さまとお会いして、お互いにアイデアを出し合いながら開発ができることが本当に楽しいです。また、お客さまも自らの課題を解決するために情熱を持って働かれている方ばかり。そのような方々と一緒に仕事ができるのは貴重な体験であり、自分にとっても刺激になります。加えて、大手企業のお客さまが多いので、自分の作ったものが「当たり前のように、社会の役に立っている」様子が見られるのも、仕事にすごくやりがいを感じられる部分です。
社内の雰囲気は、気軽に話せるメンバーが多く、働きやすい環境です。上の人と話すときも、「かしこまって報告する」みたいな感じは全然ありません。オフィスでも誰かが何かしらの雑談をしていて、それに加わって簡単に息抜きができるのもいいところです。ときには仲間と会社の近くでお昼を食べますが、神楽坂は美味しいお店が多くて嬉しいですね。
休日は、もともと数学が好きなので、暗号理論のベースである「数論」の専門書を読んで問題をゴリゴリ解いたりしています。……趣味がそのまま仕事になってしまっていますね(笑) 最近は作曲家のヴィヴァルディを筆頭に、クラシック音楽が好きになったので、よくコンサートにも通っています。
社内の雰囲気や、この会社に向いている方、リフレッシュ方法を教えてください。
丸山 大貴
- 技術本部
- 入社年| 2022年
- 出身校| 茨城工業高等専門学校
- 学部学科| 電子情報工学科
前の会社はひたすら「仕事をする場所」であり、コミュニケーションを取る場という感じではありませんでした。ところがサイエンスアーツは若い人が多いこともあり、普段から社員同士の会話が盛んです。もちろん仕事のためになる情報も発信してくれるので、ときには支え合い、ときには切磋琢磨して「お互いに伸ばしていこう」という意識が自然と生まれます。なので、好奇心旺盛で自分から勉強する人にはすごく働きやすい環境です。また、サービスが自社開発なので、お客さまの声を直接聞き、それを反映しながら仕事をできるところも魅力ですね。
休日は、入社して日が浅いのでまだ行けていませんが、キャンプが趣味なので、とても良い場所だと噂を聞く山梨方面に、今年免許を取ったバイクで行ってみたいと思っています。普段はデスクワークがメインなので、家に帰ったら簡単な筋トレなどもしています。普段の業務が終わった後は、たまにオフィスの一角でボードゲーム好きな社員と一緒に集まってプレイすることもあります。実は入社前、サイエンスアーツのことを調べるために当社のnote記事を見たら、社内でゲームをしている写真があって、心の隅で「いいな」と思っていたんです。それで入ったら本当にボードゲームOKだったので、いい意味でちょっとびっくりしました(笑)
この会社で働きたい・この会社を
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取材者が感じた会社の印象
急成長中の勢いのある会社らしく、学びに対する意識が高く、自ら進んで行動するタイプの社員さんが多いです。インタビューで伺った、「前職は受託開発でお客さまと触れ合えませんでしたが、今はお客さまの『こうしたい』という声を直接聞けるので、開発するときのモチベーションが全然違います」という声が特に印象的でした。
主力サービス「Buddycom」の語源は、「Buddy(仲間)」と「com(繋がる)」から来ているとのこと。「お客さま同士を繋げる」という意味があるのはもちろん、チームワークを大切にするサイエンスアーツの社風も体現している名前だと感じました。